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【ソフトバンク】小久保監督「言えないけど決まった」前田純の使い道 敗戦も左腕称賛し収穫強調


ソフトバンクの小久保裕紀監督は、日本シリーズ第3戦でDeNAに1-4で敗れたものの、試合後に多くの収穫があったと強調しました。特に注目したのは、育成選手から這い上がってきた前田純投手の活躍です。前田投手はこの試合で日本シリーズに初登板し、6回から4番手として登板、無安打無四死球の好リリーフを見せました。小久保監督はこの成果を高く評価し、今後の起用法にもつながると述べました。一方、打線は10安打を記録しながらも1得点に終わり、DeNAのエース、東投手を打ち崩せませんでした。試合は2勝1敗となり、第4戦、第5戦は本拠地での試合となるため、地元での連勝を目指します。

ソフトバンク対DeNA 8回裏、ベンチから戦況を見つめるソフトバンク小久保監督(左)(撮影・江口和貴)

<日本シリーズ:ソフトバンク1-4DeNA>◇第3戦◇29日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンク小久保裕紀監督(53)は、日本シリーズ初黒星にも収穫を強調した。試合後の囲み取材では開始早々に「短期決戦では敗因を振り返る意味がないので」とさらり。「いいところはいっぱいありましたね」と前田純の好リリーフに言及した。

前田純は6回から4番手で登板し、打者6人に無安打無四死球。7回は牧、オースティン、筒香の強力クリーンアップを危なげなく打ち取った。今シーズン支配下登録された左腕にとっては日本シリーズ初登板。小久保監督は「日本シリーズ初登板。育成選手から這い上がって日本シリーズであれだけ投げきった」と称賛が止まらない。この日はビハインド展開で登板だったが「明日以降につながる。やっぱり見極めないといけないんでね。そういう点では前田の使い道も言えませんけど決まった」と評価を大幅に上げたもようだ。

先発スチュワートを4回1失点で降板させ、5回から継投策に入った。1-1で2番手の大津が桑原にV弾を献上。早めの継投は裏目に出たが、打線も10安打を放ちながら1得点と援護できなかった。故障明けのDeNA東を打ち崩せず。指揮官は「東がすごかった。本当にそうです。(連打の)その後もやっぱりそっから点をやらない。それはエースでしょ。向こうが立派です」と脱帽した。

2勝1敗となったが、勝ち星は先行している。第4戦、第5戦も本拠地開催。福岡で胴上げを目指し、連勝あるのみだ。【只松憲】

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