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【DeNA】桑原将志、5回に均衡破る勝ち越し弾「とにかく塁に出ることを意識して」


日本シリーズ第3戦で、DeNAの桑原将志選手が5回表にソロホームランを放ち、チームを勝ち越しに導いた。試合はソフトバンクとの接戦で、スチュワート投手の不安定な投球が続き1-1の同点のまま進行。桑原は先頭打者として意識的に出塁を狙い、ソフトバンク大津投手の141キロのカットボールを捉えて決勝のホームランを打った。この後、DeNAは攻撃を続け、無死満塁から筒香嘉智選手が右犠飛でさらに追加点を挙げるなど、攻撃の手を緩めなかった。桑原の一発は、試合の流れを大きく変える重要な一打となった。

ソフトバンク対DeNA 5回表DeNA無死、ソロ本塁打を放ち、デスターシャポーズを決める桑原(撮影・江口和貴)

<日本シリーズ:ソフトバンク-DeNA>◇第3戦◇29日◇みずほペイペイドーム

DeNA桑原将志外野手(31)が均衡を破った。

初回に先制するも、4回まで3四球と制球が安定しないソフトバンク先発のスチュワートから追加点を奪えず。

1-1で迎えた5回、2打席連続出塁していた先頭の桑原が、この回からマウンドに上がったソフトバンク大津の141キロのカットボールを左中間ホームランテラスへ放り込んだ。「先頭だったのでとにかく塁に出ることを意識していました。捉えた感触は良かったですが、正直スタンドまで届くとは思いませんでした」と貴重な勝ち越し弾を振り返った。

反撃の手は緩めない。内野安打と2四球で無死満塁のチャンスを作ると、筒香嘉智外野手(32)が大きな右犠飛を放ち、追加点を奪った。

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