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【侍ジャパン】阪神森下翔太「話したい」コミュ力発揮「優勝に関われる存在に」チーム中大も集結


侍ジャパンの森下翔太外野手が、宮崎キャンプの初日から他のチームの選手と積極的に交流を図り、コミュニケーション力を発揮しました。雨のため室内練習となった中、楽天の辰己や広島の小園と接触し、先輩である西武の古賀とも和やかに会話。過去の大会での経験とチームメイトの顔ぶれが、雰囲気を和らげ、さらに他選手との連携を深めるための意欲を示しています。特に中大出身の選手たちとのつながりを活かし、大会での活躍を誓っています。

雨で室内練習場に移動する、左から阪神森下、広島小園、ロッテ佐藤(撮影・上山淳一)

侍ジャパン森下翔太外野手(24)が早速コミュ力を発揮した。「ラグザス presents 第3回プレミア12」に臨むチームは29日、宮崎キャンプをスタート。緊張感も漂う初練習ながら他球団の選手と積極的に交流を深めた。昨年のアジアプロ野球チャンピオンシップに続く選出。チームの中心に立ち、引っ張っていく覚悟を見せた。

   ◇   ◇   ◇

初練習に緊張の面持ちを浮かべる選手も多いなか、森下は積極的だった。アップ時には楽天辰己とさっそく会話。キャッチボールは広島小園と行った。室内で行われた内外野合同ノックでは、中大先輩の西武古賀に“イジり”の声も飛んでいた。「室内練習だったんですけど、逆に距離が近くてコミュニケーションが取れた。初めて話す選手とも。良かったです」。曇天の初日となった中、充実感をにじませた。

井端監督の初陣となった昨年のアジアプロ野球チャンピオンシップで侍ジャパン初選出。大会ベストナインに輝くなど優勝に貢献した。コーチ陣をはじめ、今大会も昨年に続くメンバーが多数選出。「自分はアジチャンで一緒だったメンバーもいる中で、やりやすい雰囲気でできた。ピッチャーとかまだ話していないので話したい」。顔なじみが多い分、どんどん輪を取り持っていく意気込みだ。

特に出身の中大からは1学年上に古賀、2学年上の日本ハム五十幡も代表入り。練習間には移動をともにするなど、チーム中大のつながりが光った。今後は3学年上のDeNA牧も合流予定。「全員集まったらまた変わった感じになると思う」と大集結に胸を膨らませた。

午後のフリー打撃では45スイング中2本の柵越え。主軸を含めて、どんな打順でも「やるべきことは変わらない」と任された役割を全うする意気込みだ。「(代表に)入るだけじゃダメ。しっかり結果を残して、優勝した時にしっかり関われる存在になっていたい」。ジャパンの中心に立ち世界一を目指す。【波部俊之介】

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