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東洋大がタイブレーク制し9度目の2部優勝「僕がヘマできない」ロッテ3位一條力真が好救援


東都大学野球2部で東洋大学が駒澤大学を延長11回のタイブレークで4-3で下し、2部優勝を決めた。この試合で注目されたのは、ロッテから3位指名を受けた一條力真投手。10回から登板した一條は無安打無失点で試合を抑え、決定的な役割を果たした。打撃面では、花田旭選手が9回に同点弾を放ち、さらに11回にはサヨナラ打を決めた。これで東洋大は1部昇格を懸け、11月16日の入れ替え戦で東農大と対戦することとなった。

駒大対東洋大 サヨナラ打の花田(左)と井上(中央)と勝利投手の一條(撮影・佐瀬百合子)

<東都大学野球2部:東洋大4-3駒大>◇第4週最終日◇29日◇UDトラックス上尾スタジアム

東洋大が駒大との延長11回タイブレークを制して、昨春以来9度目の2部優勝を決めた。

ロッテ3位の最速153キロ、身長189センチ右腕の一條力真投手(4年=常総学院)が、10回から3番手で登板。2回無安打無失点の好救援でサヨナラ勝利を呼び込んだ。打っては花田旭外野手(3年=大阪桐蔭)が9回2死から起死回生の同点弾。11回は2死満塁からサヨナラ打を放った。チームは11月16日開幕の入れ替え戦で、1部最下位の東農大と激突する。

   ◇   ◇   ◇

ロッテ3位の一條が2部優勝に大きく貢献した。しなやかなフォームから繰り出す力強い直球とフォークが武器の長身右腕は、最速148キロをマークした。いずれも走者を背負ったタイブレークの2イニングで3奪三振。「先発の岩崎と島田が頑張ってきてくれたので、僕がヘマできない」と、しびれる延長戦でも動じなかった。入れ替え戦へ向けて「また後ろの方になると思うので、こういうピンチの場面でしっかり押さえて1部に上がれたらと思います」と頼れるリリーバーとして支える。

24日のドラフト会議では、チームで最初に名前が呼ばれた。ドラフト会議後初の公式戦となったが「そこまで変わらずです」と冷静に優勝へ貢献した。チーム全員で勝ち取った2部優勝。1部昇格へ、最後まで腕を振る。

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