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【西武】北大初のルーキー宮沢太成ら戦力外、8年目鈴木将平、野田海人も 3選手とも今後は未定


西武は宮沢太成投手、野田海人捕手、鈴木将平外野手の3選手に対して来季の契約を更新しないことを発表しました。宮沢は2023年ドラフト5位で入団しましたが、1軍での登板は無く、2軍では12試合に出場し防御率3.60を記録しました。野田は22年ドラフト3位で入団し、両膝の手術を受けた影響で1軍出場の機会はありませんでした。鈴木は16年ドラフト4位で入団し、一時期は1軍で活躍しましたが、今季は33試合にとどまり、打率は1割9分1厘でした。3選手とも今後の動向は未定です。

西武宮沢太成(2024年3月13日)

西武は28日、宮沢太成投手(25)、野田海人捕手(19)、鈴木将平外野手(26)に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。3選手とも今後は未定。

北海道大出身の宮沢は、徳島インディゴソックスから23年ドラフト5位で入団。同大からは初のプロ野球選手として話題を呼んだが、1軍登板はなし。2軍で12試合に登板し、防御率3・60だった。

野田は九州国際大付(福岡)から22年ドラフト3位で入団。10月に両膝の脛骨(けいこつ)粗面(けいこつそめん)骨片切除の手術を受け、実戦復帰まで3~4カ月を見込まれていた。1軍出場はなし。

鈴木は静岡高から16年ドラフト4位で入団。19年から毎年1軍での出場を続け、昨季は72試合に出場したが、今季は33試合で打率1割9分1厘にとどまった。

【3選手のコメントは以下の通り】

◆宮沢

「1軍で活躍することを目標に入団しましたが、思うような投球ができないなかで、自分の課題に向けて、それを乗り越えようと精いっぱい練習してきた自信はあります。ただ、それを結果に結びつけることができず、今は悔しい気持ちでいっぱいです。ベルーナドームでのオープン戦、ファンの皆さんの前で初登板を果たせたことは、プロ野球選手になったことを自覚できた日で、とても印象に残っています。今後については未定です」

◆野田

「2年間通してけがが多く、入団当初に思い描いていたプレーができませんでしたが、1年目のファーム開幕戦での初安打はとてもうれしかった思い出のひとつです。今年こそは正捕手の座を奪いたいと思って練習してきました。10月には手術をしましたが、膝のけがの影響が大きく、チームの戦力になれなかったことが悔しいです。今後については未定です」

◆鈴木

「どんなときでも応援してくださったファンの皆さま、良いチーム、良い同期に恵まれて、8年間向上心を持って過ごすことができました。レギュラーを取りきれなかったこと、また年明けにけがをして、この1年間戦いきれなかったことが悔しいです。同期の今井とお立ち台にあがるという夢が達成できなかったことは心残りです。今後については未定です」

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