クラシコでオフサイドを何度も取られたレアル・マドリードのフランス代表FWエムバペ(26)を27日、スペイン紙アスが批判した。
Rマドリードは26日のスペインリーグ第11節でバルセロナをホームのサンティアゴ・ベルナベウに迎えるも、結果は0-4の惨敗となった。この一戦で特に問題となったのは、Rマドリードがバルセロナの策にはまったこと。相手のハイラインに苦しめられ、計12回ものオフサイドを取られた。そのうち初クラシコでフル出場を果たしたエムバペが8回と、3分の2を占めた。
エムバペはその間に2回ゴールネットを揺らすも、どちらもオフサイドでノーゴール。その他、3度のチャンスがあったが、すべてGKイニャキ・ペーニャにセーブされた。
アス紙はこのような状況を受け、「個人的に大惨事となった。ミスが非常に多く、オフサイドポジションで過ごしていた」と、エムバペが散々な出来で終わったことを指摘した。
しかしエムバペは、バルセロナ戦の前まで、そこまでオフサイドにかかる選手ではなかった。実際、それまでに公式戦13試合に出場していたが、オフサイドを取られたのは計9回。そのうち1試合で複数回取られたのは2回のエスパニョール戦のみだった。(高橋智行通信員)