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第2戦先発予定の山本由伸「とにかくベストを出し切って、少しでも多くチームに貢献」


ドジャースの山本由伸投手が、ワールドシリーズ第2戦に先発予定で、ヤンキースとの対決に意欲を示しています。彼は初めてのワールドシリーズを楽しみにしており、チームに貢献するためベストを尽くすと語りました。山本は過去のヤンキース戦での活躍に自信を見せつつ、ワールドシリーズという特別な舞台での挑戦に慎重な姿勢も見せています。今季は怪我で約3カ月の離脱を経験したものの、復帰後は安定したピッチングを維持しており、チームに勝利をもたらす意気込みです。昨年の日本シリーズでの経験も活かされていると語り、ドジャースを久しぶりの頂点へと導くことを目標にしています。

第2戦に先発予定のドジャース山本は、会見で抱負を話す(撮影・菅敏)

<ワールドシリーズ:ドジャース6-3ヤンキース>◇第1戦◇25日(日本時間26日)◇ドジャースタジアム

ワールドシリーズ第2戦に先発予定のドジャース山本由伸投手(26)が、ヤンキースキラーぶりを見せつける。25日、登板前日会見に臨み「僕にとって初めてのワールドシリーズなので、すごく楽しみな気持ちもあります。とにかくベストを出し切って、少しでも多くチームに貢献できたらなと思ってます」と意気込んだ。

山本が全米に名前を売ったのは6月7日、ヤンキースタジアムでの試合だった。7回2安打7三振で無失点。メジャー移籍後で最速となる98・4マイル(158キロ)もマークした。「初対戦になるよりは多少、いいところもあるのかなと思いますけど。メンバーが変わってたりワールドシリーズという特別な試合なので、同じように簡単にはいかないと思いますけど」。前回は敵地でブーイングを浴びたが、今回は本拠地の大歓声を背に受ける。

既にPSで3試合に登板した。「登板するごとに、落ち着いて自分のピッチングができるようになってます」と自信をのぞかせた。米メディアから「昨年の日本シリーズ(第1戦6回途中7失点、第6戦で1失点完投)は生かせるか」と問われると「また別として考えてると言いますか、そこの経験が自然と生きてるところも、もちろんあると思います」と答えた。

今季は故障で6月中旬から約3カ月離脱した。「離脱してる期間が長かったので、なんとかチームに貢献したいという気持ちがすごく強い」。12年連続PSに進出しながら、その間1度しか頂点に立っていないド軍では、WSで勝つことが何よりの貢献になる。

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