<ワールドシリーズ:ドジャース6-3ヤンキース>◇第1戦◇25日(日本時間26日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)は「1番DH」でスタメン出場し、5打数1安打だった。1点ビハインドの8回の第4打席に右腕ケンリーと対戦。1ボールからの2球目、真ん中やや外角寄りのチェンジアップを捉えた打球は右翼フェンス直撃の二塁打となった。試合はドジャースがフリーマンの逆転サヨナラ満塁本塁打で勝利した。
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▼ポストシーズン(PS)の7試合制シリーズで、第1戦に勝利したチームは191回中125回を制しており、ドジャースの優勝勝率は65%。ワールドシリーズ(WS)に限ると1995年以降は29回中23回優勝と、V確率79%と圧倒的に有利に立った。現在の2-3-2試合ずつ移動する形式で、第1戦を本拠地で制したチームは101回中68回、67%が優勝している。
▼ドジャースはフリーマンが、逆転サヨナラ満塁本塁打。WSのサヨナラ本塁打は18本目だが、満塁本塁打は初めて。パドレスとの地区シリーズ第3戦でT・ヘルナンデスも満塁本塁打を打っており、同一PSで2本の満塁弾は、のべ14チーム目。最多は21年レッドソックスなどの3本。
▼フリーマンは1回に三塁打。PSで三塁打と満塁本塁打を打った選手は、1920年ワールドシリーズ第5戦のエルマー・スミス(インディアンス)と2007年ナ・リーグ地区シリーズの松井稼頭央(ロッキーズ)以来17年ぶり3人目。