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【阪神】村上頌樹「誰なんやろ…えっマジで?」ドラ1はまさかの仲良し高校後輩、実力に太鼓判


阪神タイガースの投手、村上頌樹(26)が、後輩である伊原陵人から刺激を受けている。伊原は智弁学園の2年後輩であり、NTT西日本からドラフト1位で指名された。村上は伊原の入団に驚きつつも、「一緒に野球をした子が入ってくるのは本当に嬉しい」と喜びを表現。村上は過去に甲子園で優勝した経験を持ち、伊原の成長を見守ってきた。今季の成績は7勝11敗と不完全燃焼であり、監督のもとで再び自らを奮起させている。伊原から目標の選手として挙げられたことに対し、「自身が負けないようにしっかり練習に励む」と意欲を示している。村上は次のシーズンに向けたリベンジを誓い、成長のオフを過ごしている。

笑顔で移動する阪神村上(撮影・和賀正仁)

阪神村上頌樹投手(26)がかわいい後輩に刺激を受けた。ドラフト1位指名のNTT西日本・伊原は智弁学園の2年後輩だ。24日夕方。「寝かけていて、金丸くんが外れたから誰が1位かな~と思ってたら伊原陵人って出てきたから、ええっ、マジで? って。一緒に野球した子が入ってくるのは本当にうれしい。ずっと気にかけていた選手だったので」と笑顔だった。

村上は高校3年春にエースで甲子園優勝。直後に伊原が入学してきたが、小柄な1年生はものおじせず声をかけてきた。「性格は真面目。最初は猫かぶってくると思うけど慣れたら接しやすい。ちょっとふざける部分もあるので絡みやすい。穏やかに見えるけど、気持ちは強い。内に秘めるものはある」と精神的な強さに太鼓判。技術面も「めっちゃ成長している。球も速くなって」と話した。

今季は7勝11敗と不完全燃焼。藤川監督のもと、自身も出直しを図る立場で、秋季練習に参加している。昨年MVPを獲得したこともあって、昨年の下村に続いてドラ1投手から「目標の選手」とされた。「あとは自分が負けないように、ですね。しっかり練習して(先発ローテの)6人の枠に入れるようにしないと。2年連続で『目標』と言われたので、恥じないようにしていきたい」と照れ笑いしながら危機感も募らせた。来季のリベンジへ成長を誓う長いオフ。いいモチベーションができた。【柏原誠】

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