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大谷翔平50号ボールは台湾企業が落札、6億3700万円 WS終了後に落札者を公表


ドジャースの大谷翔平が2024年のシーズンで達成した「50本塁打50盗塁」の偉業の一環として放った50号本塁打のボールが、競売で台湾の企業によって約6億3700万円で落札された。競売を行った米国のゴールディン社がこの事実を発表。4カ国からの入札があり、落札者は台湾企業だったと明かされた。このボールには注目が集まっており、外野スタンドでの争奪戦後、所有権を巡って2件の訴訟が進行中だが、競売は継続され、無事落札者へ引き渡される予定である。落札企業は、大谷選手の偉業を世界の人々と共有したいとコメントした。

2024年9月、50号2点本塁打を放つドジャース大谷翔平

ドジャース大谷翔平投手(30)が前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成したホームランボールを落札したのは台湾企業であることが明らかになった。競売を行った米オークションハウス「ゴールディン」が24日(日本時間25日)、X(旧ツイッター)で発表した。

大谷の50号ホームランボールは22日(同23日)に競売が終了し、あらゆるボールの中で最高額となる439万2,000ドル(6億3700万円)で落札された。

ゴールディンの代表者はXに動画を投稿。「みなさん、このボールは日本の方が落札したと想像したと思いますが、違います。入札は4カ国の人々からあり、勝者は台湾の企業でした」と発表した。さらに「彼らは野球を愛し、ショウヘイ・オオタニを愛しています。彼らはショウヘイの偉業を世界の人々とシェアしたいと考えています」とし「ワールドシリーズが終了後間もなく、彼らがゴールディンを訪問し、落札者が誰かを公表します」とした。

大谷が50号本塁打を放ったのは19日の敵地マイアミでのマーリンズ戦。この試合で3本塁打を放ち、2本目で50本に到達し「50-50」を達成した。ボールは外野スタンドのファンの間で争奪戦となった。出品した男性の他に、所有権を主張する男性が2人おり、現在2件の訴訟が行われている。所有権を争う当事者たちは競売の継続を了承しており、落札者には予定通りボールが渡ることになっている。

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