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【とっておきメモ】楽天1位の明大・宗山塁「1日でも長く」コツコツ積み上げた野球中心の生活 


楽天はプロ野球ドラフトで、明治大学の遊撃手、宗山塁内野手の交渉権を5球団の競合の末に獲得しました。大学生の野手が5球団以上の競合を受けるのは50年ぶりで、即戦力と期待されています。宗山選手は東京6大学リーグで100本以上の安打を記録し、楽天にとって希望の星とされます。野球を中心にしたストイックな生活を送り、「開幕1軍と新人王」を目標に掲げています。彼は成長を続けるために食事にも気を配り、誘惑に負けずに自己管理を徹底しています。

楽天森井球団社長(右)と写真に納まる明大・宗山(撮影・江口和貴)

<とっておきメモ>

<プロ野球ドラフト会議>◇24日

獲得球団は15年安泰? 即戦力遊撃手の呼び声高い明大・宗山塁内野手(4年=広陵)は、5球団競合の末、楽天が交渉権を獲得した。大学生野手で5球団以上が競合するのは50年ぶり。ルーキーイヤーの目標に「開幕1軍と新人王」を掲げた。東京6大学リーグで通算100安打超を記録している安打製造機が、3年連続Bクラスに沈む楽天の希望の星になる。

   ◇   ◇   ◇

明大・宗山の夢は「試合に出続けられる息の長い選手」だ。プロ野球選手になるために、とにかくストイックだった。「本当に1日でも長く野球をしたい」。幼少期から野球に打ち込んできた宗山は21歳の今も、野球中心の生活。誘惑にも負けない。「全部野球につながると思うので、良いと思ったものを選んでとるようにしたい」と、人一倍食事に気を使ってきた。お菓子やジュース、お酒は口にせず、肉の脂身も取り除く。体に取り入れる温度にも気を使い、いつでも常温の水が飲めるように常備している。「目先の結果というよりは、積み重なって、続けていって、そこで差が開けばなと思います」。リーグ戦で通算116安打を積み上げたように、コツコツと重ねてきた野球中心の生活が大きな形となった。だがスターは指名された直後でも、すぐ「次」を見据えている。「スタートラインに立ったばかりなので、技も心も磨いていきたい」。仙台の地でかなえていく未来に、目を輝かせた。【佐瀬百合子】

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