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大谷翔平50号ボール、日本企業K2「落札できなかったと聞いています」4・3億円までは入札


ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が達成した「50本塁打、50盗塁」の歴史的なホームランボールが、360万ドル(約5億2200万円)でオークションにかけられ、史上最高額で落札されました。最終的な価格は手数料込みで439万2000ドル(約6億3700万円)となり、過去最高記録を塗り替えました。このオークションに参加していた日本の企業からも高額の入札がありましたが、最終的には予算を超え断念しました。競売を行った「ゴールディン」によると、このボールは3本のホームランの中の1つで、ファンによる争奪戦の末に出品されました。現在、このボールの所有権を巡って訴訟が進行中ですが、落札者には予定通り渡される予定です。

2024年9月、50号2点本塁打を放つドジャース大谷翔平

ドジャース大谷翔平投手(30)が前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成したホームランボールが22日(日本時間23日)、オークションで史上最高額の360万ドル(約5億2200万円)で落札され、手数料などを加えた価格は439万2000ドル(6億3700万円)となった。

落札を目指していた、住まいのグループなどを傘下に持つ株式会社K2(愛知県名古屋市)は、日刊スポーツの取材に対し「落札できなかったと聞いています」と回答した。約300万ドル(約4億3500万円)までは入札していたという。

同じく落札を目指していた靴販売会社ロコンドの田中裕輔社長はX(旧ツイッター)で「この入札宣言から約1ヶ月経った本日、50-50オークション最終日でしたが、予算の$3.5M(手数料込みで$4.2M=6.4億円)を上回ったので、すいません、わたしはココでギブアップで」と白旗の絵文字とともに入札断念を伝えた。

10回以上の入札、延長が続き、入札額は360万ドルとなり、ホームランボールの過去最高、99年マグワイア(カージナルス)の70号で300万ドル(約4億3500万円)を超えた。

歴史的価値のあるこのボールは米オークションハウス「ゴールディン」が競売を行った。同社のX(旧ツイッター)は「史上、最も高価なボールとなった」と伝えた。

大谷が50号本塁打を放ったのは9月19日の敵地マイアミでのマーリンズ戦。この試合で3本塁打を放ち、2本目で50本に到達し「50-50」を達成した。ボールは外野スタンドのファンの間で争奪戦となった。出品した男性の他に、所有権を主張する男性が2人おり、現在2件の訴訟が行われている。所有権を争う当事者たちは競売の継続を了承しており、落札者には予定通りボールが渡ることになっている。

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