日本サッカー協会(JFA)が国税庁広報大使を務めることになり、宮本恒靖会長(47)が22日、東京・霞が関の国税庁で奥達雄国税庁長官から任命状を受け取った。同長官からe-taxのマスコット「イータくん」を「部下として使って下さい」と伝えられた授与され、背番号「5901(コクゼイ)」の日本代表ユニホームをプレゼントした。
「イータ君を部下にしっかり頑張りたい。イータ君の配属先を決めないといけないですね」。日本サッカー協会(JFA)は千葉の夢フィールドと水道橋の2カ所の拠点があるが、「水道橋で務めてもらうことになります」と話した。
「税金は教育、社会のインフラ、社会を発展させるために、国民がしっかり納める会費」とし「協会主催のイベント会場などでお伝えできるチャンスがある。26日のなでしこの試合でも、大型ビジョンで税の申告のメッセージを流す時間があります」と、さっそく、26日の女子サッカー日本代表なでしこジャパンと韓国女子代表との国際親善試合(東京・国立競技場)での協力を約束していた。
奥長官からも、今回の広報大使の任命に「サッカーは人と人を共感によってつなぎ合わせる力がある。税も社会の理解と協力で支えられている。税の啓発活動を推進していくために、サッカーの力をお貸して頂きたいとお願いすることになった」と説明を受けた。【岩田千代巳】