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【中日】小笠原慎之介がポスティングでのメジャー移籍を球団から承認されていたことを明かす


中日ドラゴンズの小笠原慎之介投手(27)が、ポスティングシステムを通じてメジャーリーグに挑戦する意向を球団から認められました。22日、小笠原は井上一樹新監督と会談し、メジャー挑戦への理解を得られたことを明らかにしました。中日の加藤宏幸球団本部長も、小笠原の熱意と中日での貢献から、ポスティング申請を認めることを決定。小笠原は2022年から米国の大手マネジメント会社と契約しており、12月には正式にポスティング申請を行う予定です。彼の挑戦は、2003年の大塚以来、中日からメジャーへのポスティングシステムを使った移籍となります。小笠原はドラフト1位で入団以来、継続的に実績を積み上げてきました。

練習の合間に小笠原と言葉を交わす井上監督(右)(撮影・森本幸一)

中日小笠原慎之介投手(27)が22日、ポスティングシステムによるメジャー挑戦が球団から認められたことを明かした。この日、小笠原はナゴヤ球場での秋季練習中に井上一樹新監督(53)とも会談。左腕は「球団と複数回、話し合いをしてきました。井上監督にも理解していただきました。今後どうなるか、不確定なことも多いですが、チャレンジします」と話した。

国内、海外のフリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たしていない小笠原は22年から米国の大手マネジメント会社「WME(ウィリアム・モリス・エンデバー)」と代理人契約を締結。中日加藤宏幸球団本部長(66)も、「彼の熱意は伝わっている。ポスティングで向こう(メジャー)に行きたいのであれば、認めるということです。2年ぐらい前から気持ちは聞いているので、この時期が適切と判断した」と、今季まで4年連続規定投球回に到達するなど、球団への貢献も認めての容認と説明した。NPBを通じて、メジャーへのポスティング申請は12月になる見込みだ。

小笠原は16年に東海大相模(神奈川)からドラフト1位で中日に入団。2度の開幕投手を務め、今季まで4年連続の規定投球回を達成している。9年間の通算成績は161試合登板、46勝65敗、防御率3・62。中日からポスティングシステムでのメジャー移籍は、03年の大塚(現1軍投手コーチ)以来、2人目になる。

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