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【中日】井上新監督「熱意伝えるのは俺の仕事だ」去就注目の守護神マルティネスとディナー会談へ


中日ドラゴンズの新監督、井上一樹氏が去就が注目される守護神ライデル・マルティネス投手との「ディナー会談」を今月中に予定している。井上監督は、3年契約が終了するマルティネスに対し、通算166セーブを記録した彼の重要性を直接伝え、残留を希望する意向だ。野球情報サイトによれば、マルティネスは他球団から高額オファーを受けており、中日残留は難しいとの見方が強い。井上監督はマルティネスの必要性を強調し、直接対話で説得することを重視している。会談は24日のドラフト会議後が予定されている。

みやざきフェニックス・リーグから名古屋に戻った中日井上新監督

中日井上一樹新監督(53)が21日、去就が注目される守護神ライデル・マルティネス投手(28)と今月中に「ディナー会談」に臨むことを明かした。フェニックスリーグから同日に帰名。今季で3年契約が終了する守護神と「1回、ご飯を食べながら話しようかと決めてある」と話した。

マルティネスは2年ぶり2度目のセーブ王を獲得したばかり。金銭面などの契約詳細は球団に一任するが、通算166セーブの絶対守護神引き留めに持ち前のコミュ力を駆使して、会食の席で熱意を伝えるつもりだ。「ニューマネージャーはどういう気持ちでいるのかとかいうのを(伝えたい)。必要性だったり、熱意を言わなかったら、すごい悔いも残る。こういうような気持ちで、こうだからねっていうようなことを、気持ちを伝える。それは俺の仕事だ」。

野球情報サイト「ベイスボルFR」で9日にマルティネスの中日残留はないと予想され、複数球団と交渉し、すでに年俸800万~1000万ドル(約11億6000万円~約14億5000万円)を提示されていると報じられた。井上監督は10日の正式就任直後にも、直接対話への熱意を見せていた。ディナーは24日のドラフト会議終了後になる見込みだ。【伊東大介】

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