starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【清水】今季ホーム初黒星でJ1昇格持ち越し、秋葉監督「簡単に昇格させてもらえないこと痛感」


清水対山形 今季ホーム初黒星を喫し、悔しさをにじませる清水の選手たち(撮影・神谷亮磨)

<明治安田J2:清水1-2山形>◇第35節◇20日◇アイスタ

清水エスパルスは10試合ぶりの黒星を喫し、J1昇格は次節以降に持ち越しとなった。

勝てばJ1自動昇格圏の2位以内が決まる一戦で、モンテディオ山形に1-2で敗戦。今季無敗を誇っていたホームで初黒星となった。逆転負けも今季初。後半にFW北川航也(28)の2試合連続ゴールで先手を取ったが、終盤の連続失点で力尽きた。27日の次節アウェー栃木戦で勝てばJ1復帰が決まる。

   ◇   ◇   ◇

J1昇格への扉は簡単には開かなかった。1点を追う後半追加タイム。CKのこぼれ球をMF乾貴士(36)が右足で狙ったが、ゴールの枠を外れた。直後に試合終了のホイッスル。勝てば昇格だった一戦で先制しながらも、痛恨の逆転負けを喫した。ホームでの不敗神話も「16試合」でストップ。秋葉忠宏監督(49)は「フットボールは甘くない。簡単には昇格させてもらえないということを痛感させられた」と唇をかんだ。

先制するまでの試合運びはプラン通りだった。前半は手堅く戦い、無失点で折り返した。0-0で迎えた後半30分、相手GKが弾いたボールを北川が右足で押し込んだ。2戦連発のエースは雄たけびを上げ、今季最多1万8284人が詰め掛けたスタンドも歓喜に揺れた。だが、5分後に同点にされ、セットプレーから2失点目。J1昇格への期待感は一瞬でしぼみ、最後はため息が漏れた。

試合後、乾は終始険しい表情だった。「情けない。去年から何も変わっていない」。昨季も勝てば昇格だった最終節で引き分け、東京Vとのプレーオフ決勝も1点リードの後半追加タイムに追いつかれて、終戦した。今季もリーグ終盤での大事なゲームで、勝負弱い一面が再び顔を出した。

ただ、昨季との違いはまだ3試合残っていること。秋葉監督は「悪いものは今日、全部出た。この痛みを必ず次に生かす」。北川も「切り替えたい」と必死に顔を上げた。次節のアウェー栃木戦も昇格の条件は同じ。次こそは、勝って決める。【神谷亮磨】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.