<明治安田J1:鹿島0-0福岡>◇第34節◇19日◇カシマ
長谷部茂利監督の今季限りでの退任が決まっているアビスパ福岡は、鹿島アントラーズと0-0で引き分けた。
鹿島はポポビッチ前監督が解任され、中後雅喜新監督の体制での再スタート。FW鈴木優磨を2列目の左に配置する4-2-3-1の布陣だったが、鹿島のシュートを5本に抑え、無失点で勝ち点1を手にした。
福岡の3バックの中央を務めたDF田代雅也は、鹿島の攻撃に「そこまで迫力を感じなかった」とし「今日は、こっちが悪くなかったのもありますが、想像以上に相手の勢いが出なかったのか、出させなかったのか…。そこは後で(試合を)見直してみたい」と話した。
相手より好機はつくるも、鹿島の最後の壁は破れず無得点に終わった。田代は「ゴール前の質を上げないといけない。勝ち点1をポジティブにとらえながら、もうちょっと得点にこだわってやっていければ」と話した。