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「Polar Bear」メッツのアロンソが先制3ラン「この集団は本当にスペシャル」本拠地3連敗阻止


メッツ対ドジャース 1回裏メッツ1死一、二塁、先制の3点本塁打を放つアロンソ(撮影・菅敏)

<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:メッツ12-6ドジャース>◇第5戦◇18日(日本時間19日)◇シティフィールド

後がないメッツは本拠地最終戦で快勝し、対戦成績を2勝3敗として踏みとどまった。初回、4番ピート・アロンソ一塁手(29)が先制3ランを放ち、試合の主導権を握った。その後も打線がつながり、4回までに10得点。好継投でドジャースの反撃を断ち切った。

流れを変えたのは、今オフFAとなる主砲の一振りだった。1回1死一、二塁。見逃せばボールゾーンへ落ちる低めのスライダーに対し、約110キロの巨体を沈めるかのようなスイングで、バックスクリーン右へ豪快にたたき込んだ。「どの打席でも同じアプローチ。ただ、ポストシーズンの野球は楽しいし、このチームでこの大舞台にいられることがとてもハッピーなんだ」。その巨体と童顔から「Polar Bear(白クマ)」の愛称で親しまれる大砲。この日が本拠地最後の試合となる可能性があるだけに、地元ファンにとっても印象に残る1発となった。

メ軍のポストシーズン史上2位となる12得点だけでなく、02年ワールドシリーズのエンゼルス以来となる三振0と、しぶとさを発揮して快勝した。メンドサ監督は「我々はこのような攻撃ができる能力を持ったチーム」と、チーム一体となった攻撃に胸を張った。

本拠地での3連敗を阻止したとはいえ、第6戦以降は再び敵地が舞台となるだけに、依然として不利な状況に変わりはない。それでも、アロンソは力強く言った。「我々はこれまでに、いくつもの勝たなきゃいけない試合をこなしてきた。この集団は本当にスペシャルなんだ」。公式戦では最大借金「11」からチームを立て直し、ワイルドカードで勝ち上がってきたメ軍。この期に及んで、失うものはない。

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