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【阪神】前川右京、藤川球児新監督の前で“1発回答”「最高ですね。もう…」直接ゲキ即答


フェニックスリーグ 阪神対DeNA 6回裏阪神無死一、二塁、右越え3点本塁打を放つ前川(撮影・前田充)

<みやざきフェニックス・リーグ:DeNA6-8阪神>◇18日◇ひなたひむかスタジアム

虎の希望に大興奮! 阪神前川右京外野手(21)が新監督の前で“1発回答”した。

フェニックスリーグDeNA戦(ひなたひむかスタジアム)に「5番左翼」で先発。6回に「藤川新体制」での1号アーチとなる一時逆転の3ランを放った。前日17日のミーティングで藤川球児新監督(44)から直接ゲキを受けていた若武者が即答の一撃。新指揮官は大満足の様子で2日間の宮崎視察を終えた。

   ◇   ◇   ◇

希望、期待、楽しみでしかない。2-3でビハインドの6回。前川が宮崎の空に白球をかっ飛ばした。無死一、二塁で左腕石田健から右翼への3ラン。同リーグでチーム初本塁打、すなわち「藤川新体制」での1号アーチとなった。

直前には井上が適時打を放っており、直後には野口がアーチで続いた。若虎の快音パレード。視察した藤川新監督は「最高ですね。もう…、正直言うことがないというか、本当に未来を感じさせてくれるような攻撃」と胸を躍らせた。

前川と井上は前日17日に宮崎組のメンバーが全員参加するミーティングで指揮官から直接名前を挙げられていた。「1軍に帯同して、ほっとした気持ちはあると思う。ここが一番伸びる時期。ここでのんびりせずにちゃんと取り組んでほしい」。そんな指令に即答する一撃だ。藤川新監督は「1軍でやるべきことと今、彼が取り組んでほしいことに一発で答えを出してくれたっていうのは素晴らしい」と絶賛だ。

1軍完走したプロ3年目。116試合で87安打を放ちCSでもスタメンを勝ち取った。求められるのは真のレギュラーへの脱皮だろう。それだけに本人は「それまでの2打席が全くだった」と反省を忘れない。今秋はインサイドアウトのスイングを強く意識しレベルアップを図る。目的意識も明確。「油断することなく頑張りたい」。その表情に隙は一切ない。

藤川新監督は2日間の視察を終え帰阪した。収穫は「当然ありました」。ナインには「自分がいなくなっても『冷めるな』『慣れるな』ということに、この後少し期待しながら、親心もあるのでケガだけしないでほしい」と言葉を残した。最後は「最高の試合でしたね。来てよかった」と大満足だった。【中野椋】

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