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奇跡の4連勝へ清宮幸太郎「ここから勝ったら面白い」万波中正「何が起こるか、まだ分からない」


ソフトバンク対日本ハム 1回表日本ハム無死二塁、清宮は先制適時打を放つ(撮影・林敢治)

<パ・CSファイナルステージ:ソフトバンク7-2日本ハム>◇第2戦◇17日◇みずほペイペイドーム

奇跡の4連勝へ、「まんたろう」コンビが崖っぷちから巻き返す。パ・リーグのCSファイナルSは、日本ハムが第2戦も落とし、アドバンテージを含め3敗となってソフトバンクに王手をかけられた。だが1番万波中正外野手(24)、2番清宮幸太郎内野手(25)が初回に連打でCS5戦目で初の先制点を挙げるなど、打線は同初の2桁安打をマーク。敵地でも、瀬戸際から逆転進出したファーストSの再現を狙う。

   ◇   ◇   ◇

このままでは終わらない。2連敗で苦しくなったが、土俵際に追い込まれてこそ、今季の日本ハムの本領発揮だ。清宮は「やっぱり、ここから勝ったら面白いんで。もう4つ勝つことしか考えてないです」。万波も「まだ終わってない。前向きに頑張るだけ。何が起こるか、まだ分からない」と強い口調で話した。

押し返すだけの素地は十分にある。今季初めて1番万波、2番清宮の「まんたろう」コンビを結成。初回に万波が左越え二塁打を放つと、続く清宮が右中間を破る適時二塁打で、CS5試合目にして初の先制点をもぎとった。万波は「負けた次の試合だったので何とか先頭で出たいなと思っていた。そこに関しては良かった」。先制打の清宮は5回にも中前打で複数安打をマークしたが、9回2死二塁で二ゴロに倒れたことを反省。「最後の打席は打ち損じている。もっと良くなると思う」。さらにギアを上げる。

8月3日、同じみずほペイペイドームでのソフトバンク戦は、序盤に5点を追いかける展開も、4回に万波が2ランを放ち、続く5回に清宮が同点3ラン。結果的に8-7で競り勝った。CSでもファーストS(対ロッテ)は第2戦の9回に万波が起死回生の同点弾で、10回に清宮が浅間のサヨナラ打へとつながる中前打を放った。第3戦も清宮の同点打、万波のダメ押し打で感動勝利。万波は「まず1個ずつ返していくしかない」と、逆転進出したファーストSの再現を狙う。

エスコンフィールドだったロッテ戦に比べ、敵地での決戦に清宮は「ファーストSの方がめっちゃCS感があった。逆に変な緊張感はない」と言う。力みはない。最後まで思い切って横綱にぶつかり、押し倒しにいく。【永野高輔】

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