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FUSION「質も量も国内トップレベル」猛練習で目標は4強 全日本ビーチサッカー


全日本大会に臨むFUSIONのメンバー。前列左から小林悠、小林碧、後列左から永倉、佐藤、藤本

全日本ビーチサッカー大会(18~20日、沖縄・KINサンライズビーチ海浜公園)で北信越代表のFUSION(新潟・柏崎市)が上位進出を狙う。3年連続6度目の出場で、16年には優勝経験がある。ここ2年は連続で初戦敗退。猛練習の成果を発揮し、4強入りを目標に定めた。

主将のFP藤本凌久(21)は言った。「まず初戦を勝つ。そして、ベスト4を目指して勝ち上がりたい」。1回戦(18日)はバモスアラカーサ千葉(関東第3代表)と対戦。「力は互角。自信を持ってやりたい」と気を引き締めて臨む。

藤本の父、晴久監督(53)は言う。「トレーニングに関しては質も量も国内トップレベル」。メニューは日本代表を参考にした。週6日、柏崎市の海岸でボールを追う。砂の上でのサーキット系から始まるアップに、走り込み、実戦練習。土、日は4、5時間に及ぶ。平日は午後5時30分から開始し、日が暮れると発電機で照明を使う。

選手全員がプロだった16年の優勝を知っているのはコーチ兼任のFP永倉一樹(34)ら少数。その後、組織が刷新され、地元に根付いてチームごと成長してきた。藤本主将、FP小林碧人(かいと、18)は高校、中学時の19年に、下部組織のFUSIONアカデミーで全日本に出場した。碧人の弟、FP悠人(はると、柏崎工2年)は小1からFUSIONのスクールで育った。碧人は「仲間たちと意見を交わしながら、力をつけてきた」と積み重ねを実感する。

市内の小学校の課外授業でビーチサッカーを紹介し、日頃から海岸清掃をするなど地域貢献も行っている。「今まで以上に応援されるようになるためにも勝ちたい」。永倉はチームで共有している勝利の意義を話した。【斎藤慎一郎】

◆ビーチサッカー 1チーム5人で試合を行う。基本ルールは11人制と同じ。砂上のコートのサイズは縦35~37メートル、横26~28メートル。1ピリオド12分の3ピリオド制で、選手交代は無制限。ポジションはGKに該当するのがゴレイロ、フィールドプレーヤー(FP)は最前線がピヴォ、両翼の2人がアラ、最後尾がフィクソと呼ばれる。

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