<W杯アジア最終予選:日本1-1オーストラリア◇15日◇C組◇第4戦◇埼玉
日本代表とオーストラリア代表のライバル対決は1-1の痛み分けに終わった。
森保一監督(56)は会見で、勝ちきれなかった悔しさを口にした一方で「オーストラリアはなかなか個の能力、チーム力がある中、崩れないで、何度もアグレッシブに相手の守備を崩そうとしたチャレンジは評価したい」と一定の評価を下した。
過去3試合同様に3-4-2-1の布陣。体調不良で遠藤航(リバプール)は外れたが、これまでと同じメンバーを起用した。
その起用法について「誰が出ても勝つ、誰と組んでも機能すること」。その上で「最終予選で替えないようにというのは、確認事項を少なくして、前の試合を生かす。慎重にやらせていただいた」と説明した。
今後の起用法が気になるところだが、「またトレーニングでゼロに戻して原則的なところから始まると勝利の確率を上げられるかというと、今回の最終予選はできるだけ選手をかえず、経験したことを積み上げて次に生かしたいと考えています」。
今後も試合で経験したことを上積みしながらのチーム作りを優先していくため、メンバーは固定化しそうだ。