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【巨人】岡本和真「負けたら責任感じる」主将として「個人のことはどうでもいい」勝利だけにシフト


笑顔でウオーミンクアップする巨人岡本和(撮影・河田真司)

巨人岡本和真内野手(28)が“超・勝利至上主義”で臨む。16日から「JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージでDeNAを本拠地に迎える。3年前の21年CSは直前に左脇腹を痛めて無念の欠場。自身5年ぶりとなる舞台は、自主トレ仲間の吉川尚輝内野手(29)が左脇腹痛で欠場が決まった。主将、主砲として仲間の思いも胸にチームを4年ぶりの日本シリーズへと導く。

    ◇    ◇    ◇

勝利だけにベクトルを向けた。東京ドームで練習後、岡本和が報道陣の前に立った。CSファイナルに向け「短期決戦は個人のことはどうでもいい。短期決戦なので、俺が俺がという場面と、そうじゃなく次につないだ方がチームとしていいんじゃないかという選択をいつも以上に強く持ってやりたい」と言った。今季は勝利打点21と勝負強さが際立った。ただ最大の目的はチーム勝利であり、自身が打つことではない。白星に直結させる嗅覚を研ぎ澄ませ、状況に応じた仕事を果たしていく。

離脱が決まった吉川の思いも受け止める。主将と副主将。自主トレも一緒に過ごした。ともにペナントは全試合出場で歓喜の原動力となった。「シーズンを一緒に戦って、すごくチームにとって痛いですが、負けてしまったら、もっと責任を感じてしまうと思う。そうならないように僕たちがカバーして勝てたら」とおもんぱかった。

戦えないもどかしさは身を持って知る。21年CSは直前に左脇腹を痛め、戦線離脱した。チームはファーストステージ突破後、ファイナルステージで敗れた。悔しく、責任も感じた。当時も思い起こし「カバーしていくのがチームだと思う」と重ねた。

岡本和にとっては19年以来の5年ぶりのCS。突破に向けて、好相性のデータが後押しする。19年はCS4試合で打率5割3分3厘、3本塁打、7打点と大暴れした。今季DeNA相手には打率3割7厘、6本塁打、13打点だった。ペナントレース終了後は東京ドームで調整を続けてきた主砲。「早く試合がしたいなと思って過ごしてきた。やっと試合ができるのはうれしい」と決戦を心待ちにする。勝利への渇望を結果につなげる。【上田悠太】

▽巨人吉川(左脇腹痛でCSファイナル欠場が決まり)「今できることを精いっぱいやって、1日でも早く戻れるようにやっていきたい」

◆CSファイナルステージの主なルール 6試合制。先に4勝したチームが日本シリーズに進出。シーズン優勝球団には1勝のアドバンテージが与えられる。引き分けが生じた場合、引き分けを除く勝利数が同じならシーズン優勝球団が進出する。延長は12回まで。12回終了時に同点の場合は引き分け。12回表終了時や12回裏の攻撃中に後攻のステージ勝ち上がりが確定した場合、その時点でコールドゲームとなる。

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