【阪神】藤川球児新監督と甲子園 通算114セーブは球場個人最多 高知商２年夏には兄と出場

阪神藤川新監督は就任会見を終え、フォトセッションでポーズを決める（撮影・上山淳一）

阪神の新監督に就任した藤川球児氏（44＝球団本部付スペシャルアシスタント）の会見が15日、大阪市内で行われた。濃紺のスーツ、ブルーのシャツに猛虎魂を感じる黄色のネクタイを締め、やや緊張した面持ちで登壇した。杉山健博オーナー（65）粟井一夫球団社長（60）が同席。会見の冒頭には杉山オーナーが、藤川新監督の背番号「22」を発表した。

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◆藤川監督と甲子園　高知商2年夏の甲子園に、1学年上の兄の順一捕手とバッテリーで出場した。1回戦の旭川大高戦に2番手で登板し、6回を無失点で初戦突破に貢献。先発した2回戦は川口知哉（後にオリックス）を擁た平安（現龍谷大平安）に敗れた。プロ初の甲子園登板は2年目の00年4月11日巨人戦。先発福原を救援したが打者5人で1死しか取れず、2安打2四球3失点とホロ苦デビュー。それでもプロ通算は355試合で33勝18敗、防御率2・04の好成績。通算114セーブは同球場での個人最多で、初登板の悔しさを晴らす成績を残した。