ガーディアンズのホセ・ラミレス内野手(32)が、第5戦までもつれたタイガースとの地区シリーズで、チームメートに自腹ボーナスをオファーしていたと明かした。
球団OBで解説者のカルロス・バイエガ氏のインタビューで明かしたと、中南米メディアのヘクター・ゴメス記者が13日(日本時間14日)、X(旧ツイッター)で伝えた。
ガーディアンズは地区シリーズで初戦を取った後に2連敗し、第4戦は1点差で辛勝。シリーズ突破がかかる第5戦は、今季投手3冠に輝きサイ・ヤング賞の最有力候補であるタイガースの絶対的エース左腕タリク・スクバル(27)と対戦しなければならない厳しい状況だった。
チームのリーダー的存在であるラミレスはその試合前に選手を招集しミーティング。「ホームランを打ったら1000ドル(約14万5000円)、1打点挙げたら500ドル(約7万2500円)を払う」と自腹ボーナスを出すことをチームメートに約束したという。
その後、ガーディアンズはスクバルを打ち崩し、第5戦を7-3でものにし、ア・リーグ優勝決定シリーズに進出した。