MLBのリーグ優勝決定シリーズはナ・リーグがドジャース-メッツ、ア・リーグはヤンキース-ガーディアンズのカードとなったが、ファイナル4に総年俸トップ3が入っているとAP通信が12日付の記事で伝えた。メッツが3億3200万ドル(約481億円)で1位、ヤンキースが3億1100万ドル(約451億円)で2位、ドジャースが2億6600万ドル(約386億円)で3位。ガーディアンズだけ1億900万ドル(約158億円)で23位の下位となっている。
ドジャースは総年俸ではメッツに負けているが、デーブ・ロバーツ監督は「総年俸のことなど考えていない。ただメッツを倒すことだけ考えている」と話した。
現在のぜいたく税制度がスタートして以来、30球団中で総年俸トップの球団がワールドシリーズを制覇したのは2020年のドジャース、18年のレッドソックス、09年のヤンキースのみだという。
ドジャースとメッツがポストシーズンで対戦するのは88年のリーグ優勝決定シリーズ以来、4度目。88年はドジャースが勝ち、06年と15年の地区シリーズでの対戦はいずれもメッツが勝利している。今季レギュラーシーズンではドジャースがメッツに4勝2敗と勝ち越している。