レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス（24）が世界の選手の市場価値ランキングでトップの座を維持したことをスペイン紙アス電子版が12日に報じた。
ビニシウスはこれまで、ドイツの移籍市場サイト「トランスファー・マーケット」による市場価値が1億8000万ユーロ（約288億円）で、チームメイトのフランス代表FWエムバペ、イングランド代表MFベリンガム、マンチェスター・シティーのノルウェー代表FWハーランドと並び世界トップだった。
しかし、最新更新された市場価値でハーランドとともに2000万ユーロ（約32億円）増となり、2億ユーロ（約320億円）に到達。これにより世界トップの座をキープした。エムバペとベリンガムが1億8000万ユーロ（約288億円）のままで3位と、Rマドリードがトップ4のうち3つを占める形になっている。
欧州選手権で大活躍したバルセロナのスペイン代表FWヤマルが市場価値を3000万ユーロ（約48億円）と大幅アップさせ、1億5000万ユーロ（約240億円）でマンチェスター・シティーのイングランド代表FWフォーデンと並び5位。アーセナルのイングランド代表FWサカが1億4000万ユーロ（約224億円）で7位。
これに続き、市場価値を1000万ユーロ（約16億円）高めたRマドリードのウルグアイ代表MFバルベルデが、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWムシアラ、レバークーゼンのドイツMFビルツ、マンチェスター・シティーのスペイン代表MFロドリと並ぶ1億3000万ユーロ（約208億円）で8位となり、トップ10入りを果たした。
日本人選手ではRソシエダードMF久保建英が、5000万ユーロ（約80億円）を維持してトップ。全体ではマンチェスター・シティーのブラジル代表FWサビーニョ、バルセロナのスペイン代表MFフェルミン・ロペスなど多くの選手と並び94位となっている。（高橋智行通信員）
