<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:サウジアラビア0-2日本>◇10日(日本時間11日)◇第3戦◇キング・アブドゥラー・スポーツ・シティー
日本代表(FIFAランキング16位)が「鬼門」を難なく突破した。アウェーでサウジアラビア代表(同56位)と対戦し、MF鎌田大地(28=クリスタルパレス)とFW小川航基(27=NECナイメヘン)のゴールで2-0と下し、3連勝を飾った。勝ち点を9に伸ばし、C組首位を独走する。
先制点を奪った鎌田は試合のプレーヤーオブザマッチに選出された。「うまく押し込めて、うまく右に左に振ることができた。前の選手はゴール前に入って行けというのは常にチームで言われていることなので、ああやって入っていっていいところにいられた」と決勝点のシーンを振り返った。
今まで一度も勝てていない同スタジアムで初の勝利。「このスタジアムでプレーするのはすごく難しい。たくさんのファンがいて、サウジアラビア自体もすごく良いチームなので、すごく難しい試合になるなと分かっていた。自分たちは前回の経験もある。うまく使うことができて、無失点で勝利できたのは、チームとしてすごくよかった」と勝利を喜んだ。
次は15日のホーム、オーストラリア戦(埼玉スタジアム)が控える。「次はホームでたくさんのファンの方の前でプレーできる。次は勝たないといけない。次、勝つことでW杯は近いものになるので、みんなで切磋琢磨(せっさたくま)してやっていきたい」と連勝を誓った。