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【ソフトバンク】小久保監督、新生西口ライオンズ警戒「10勝投手の頭数が出てくるのは断トツ」


小久保監督と握手をかわす西口監督(撮影・梅根麻紀)

ソフトバンク小久保裕紀監督(53)が10日、みやざきフェニックス・リーグ視察の最終日に新生西口ライオンズへの警戒を示した。同リーグの西武戦前に、来季1軍監督に就任した西口文也2軍監督(52)と固い握手。今季は17勝8敗と大きく勝ち越したが、かねてより警戒していた西武は25年も手ごわい相手になると考えている。同じ和歌山県出身の指揮官就任に刺激を受け、クライマックスシリーズのファイナルステージ(16日開幕、みずほペイペイドーム)に向かう。

   ◇   ◇   ◇

午前9時50分、南国・宮崎で固い握手が交わされた。フェニックスリーグ視察中の小久保監督は三塁側ベンチに足を運び、西武の西口新1軍監督と対面。「僕の中学校の裏に県和商(県和歌山商)のグラウンドがあった。本当に近いし、年齢も近い。(現役時代などで)一番対戦したピッチャーですしね」。1学年上の小久保監督は星林、西口監督は県和歌山商。同郷、和歌山県出身の後輩と来季は熱いバトルが繰り広げられる。

今季は西武と17勝8敗だったが、うち1点差が11試合。小久保監督がシーズン序盤から警戒するチームに挙げていたのが西武だった。今井、武内、隅田ら強力な先発陣の攻略法を練った。25年の新生西口ライオンズに関しても「10勝してもおかしくないピッチャーの頭数が出てくるのは断トツやった。変わらないと思います」と警戒心を緩めなかった。

特に前半戦は同じ週末の3連戦が4週。結果的に10勝2敗も「これが2勝10敗だったら、独走どころか首位も危なかったと思う。ふたを開けてみたら10勝2敗やったっていうだけの話」と振り返った。6勝6敗で御の字と考えていた指揮官は「どうやって6勝しようかなって真剣に考えてたもんね」と話す。

昨年まで西武にいた山川も同様で「警戒? そうでしょうね。今井、武内、隅田…」。特に2年連続10勝の今井に関しては「『エグ!』っていう球」と苦笑いだ。山川はフェニックスリーグ3試合の参加を終えて帰福。この日の西武戦では第1打席で左前適時打を放ち「いっぱい走りましたし、体はいいと思います」と滴る汗をぬぐった。

これでパ・リーグはロッテ吉井監督を含めて3人の指揮官が和歌山県出身になった。「和歌山は勝手に盛り上がっとるやろうね」などと西口監督とは約10分、会話した。この日でCSメンバー入りを選考する宮崎視察は終了。ファイナルステージの開幕は1週間を切った。「最後まで見て決めようとかなと」。ベストメンバーで日本一まで駆け上がる。【只松憲】

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