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【天皇杯】神戸今夏加入の森岡亮太初出場で先制ゴール「力になれるように」タイトル獲得へ貢献誓う


神戸対鹿島 前半、先制シュートを決めた神戸森岡(左から2人目)はスライディングして喜ぶ(撮影・和賀正仁)

<天皇杯:鹿島0-3神戸>◇25日◇準々決勝◇ノエスタ

22日のリーグ戦から先発を総入れ替えしたヴィッセル神戸が、2人のみを入れ替えた主力中心の鹿島アントラーズに勝利し、20年元日に初優勝を果たした第99回大会以来5大会ぶりとなる4強入りを決めた。

この試合では、今夏8年半ぶりに神戸に復帰したMF森岡亮太(32)が加入後初出場。先発でピッチに立つと、いきなり結果でチームに貢献した。

前半15分、右サイドバックに入ったDF日高光揮(21)の右からのクロスに反応し、ファーサイドに走り込むと、右足インサイドで合わせてゴールに流し込んだ。復帰後初得点に森岡は「本当にすごくいいボールが来て、うまく合わせられた。カップ戦なので、先制点の重みはすごく大きい。チームとしてもゲームがやりやすくなった」と笑顔を見せた。

8月14日の合流からの1カ月は、出場機会が得られなかった。「もちろん出たい気持ちはあったけど、コンディションの兼ね合いもあったりして、もどかしい気持ちもあった」とトレーニングをこなしながら、状態を上げていく日々。訪れた出番での先制弾は、その期間の積み上げがもたらしたものとなった。

攻撃でチームメートと連係が合わない場面があり、守備ではFW佐々木大樹(25)のプレスに連動しきれない場面も見受けられたが、それもピッチに立ったからこそ見えた課題。森岡は「戦術としては頭に入っているけど、実際このシーンでどうするかっていうところは試合を経験してできるところもある。今日それができたのは良かった」と、確認作業をしながらの再デビューを有意義なものとした。

プロ生活を歩み始めた愛着あるクラブへ戻ってきた元日本代表は、ここからの活躍とタイトル獲得への貢献を宣言した。「(神戸に)帰ってきた理由は、やっぱり神戸でタイトルを一緒に取りたいっていうのがあったから。そこの力になれるように頑張りたい」。背番号88が存在感を示したことは、リーグやアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)で連戦が続く神戸に朗報となった。【永田淳】

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