セレッソ大阪小菊昭雄監督（49）が21日、22日の湘南ベルマーレ戦（レモンS）に向けてオンラインで取材対応した。
8戦未勝利で4連敗中のチームは、12位と苦境が続く。指揮官は「1つ勝つことで、V字回復できるチーム状況にあるのは、私も自信を持っている。選手も心身ともにそういう状況にいるので、とにかく1つ、勝ちがほしい」と、2カ月半以上も遠ざかる白星を渇望した。
対する17位湘南とは、勝ち点わずか6差。出場停止のFWルキアンら主力の欠場はあるものの、敵地での一戦に油断できない。
前節ヴィッセル神戸戦は前半11分までに2失点。試合の入り方を失敗し、指揮官は「先取点（を奪うこと）もそうだが、メンタリティーを含めて全員で重心を前に、強い気持ちで向かっていけるかが、大事なポイントになる」と話した。
同じく取材対応したブラジル人、MFルーカス・フェルナンデス（30）は、ここまで26試合3得点。「負けているとネガティブになってしまうが、我々には力はあるので、やるべきことをやって、1勝すればリズムに乗れる。改善すれば、最後まで戦っていける」と自信を示した。18ゴールのFWレオ・セアラ（29）との連係が、攻撃の生命線になる。
湘南戦の先発は数人の入れ替えが予想され、前節はベンチスタートだったFWカピシャーバ（27）や、FW北野颯太（20）が抜てきされるか注目される。
