Ｒソシエダードはマジョルカに敗れ今季４敗目 久保建英、浅野拓磨の日本人対決実現も得点絡めず

レアル・ソシエダード久保建英（2024年撮影）

＜スペインリーグ：マジョルカ1－0Rソシエダード＞◇第7節◇17日◇ソン・モイシュ

日本代表MF久保建英（23）が所属するRソシエダードが敵地で、FW浅野拓磨（29）のマジョルカに0－1で敗れ、4戦勝ちなしとなった。

スペインリーグで4季ぶりの日本人選手対決は、連戦の影響でともにベンチスタートだったため、後半途中に実現した。

試合はホームチームが先攻する。前半32分にマジョルカMFサムのシュートがPA内で相手のハンドを誘い、PKを獲得。これをFWアブドンが冷静に決めて先制に成功した。

14日のRマドリード戦でフル出場した久保は後半開始から投入された。しかし良い形でボールを受けることができず、攻撃を活性化することができない。味方のフォローのタイミングに対していらだちを見せる場面もあった。

同じく14日のビジャレアル戦に先発した浅野は後半18分から途中出場を果たした。得意の裏抜けなどを試みたが、チャンスに絡むことはできなかった。後半は両チームとも無得点で終了し、マジョルカが今季ホーム初勝利を飾った。一方のRソシエダードは、1勝1分け4敗で暫定16位と苦しいスタートを余儀なくされている。