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久保建英フル出場のRソシエダード本拠3連敗、RマドリードはビニシウスとエムバペのPKで2点


頭を抱えるレアル・ソシエダード久保建英(AP)

<スペインリーグ:レアル・ソシエダード0-2レアル・マドリード>◇第5節◇14日◇レアレ・アレーナ

【サンセバスチャン(スペイン)=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードのMF久保建英(23)はホームのレアル・マドリード戦にフル出場した。試合は後半にビニシウス、エムバペにPKを決められて0-2で敗れた。

リーグ開幕から4試合1勝1分け2敗、ホーム2連敗中と不振にあえぐRソシエダードは、トラオレ、ブライス・メンデス、ザハリャンが負傷欠場、キャプテンのオヤルサバルやバレネチェアがけが明けという厳しい状況下で今対戦に臨んだ。アルグアシル監督は今夏獲得した5人中4人をスタメンに並べ、センターフォワードにサディクを起用。代表戦2試合に参加した久保は、準備期間が短いながらも定位置の右ウイングでプレーした。

またRソシエダードはこの一戦で、スペインを代表するサン・セバスティアン出身の彫刻家エドゥアルド・チリダ氏の生誕100周年を記念するユニホームを着用した。

アウェー未勝利が続くRマドリードは、アラバ、カマビンガ、セバージョス、ベリンガム、チュアメニと多数の主力をけがで欠いた。アンチェロッティ監督はロドリゴをベンチに置き、ギュレルやブラヒム・ディアスを先発起用した。

前半開始後はRソシエダードが敵陣に迫り、2分に久保が獲得したFKをセルヒオ・ゴメスが直接狙うが、GKにセーブされる。

時間の経過とともにRマドリードがボール支配率を高めていくが、連係がうまくいかず、相手の組織的な守備を崩せなかった。そんな中、18分にペナルティーエリア内でパスを受けたエムバペが個人技を発揮してシュートチャンスを作るも、GKにファインセーブされた。そして25分、ブラヒム・ディアスが負傷交代を余儀なくされるアクシデントが発生した。

エムバペやビニシウスの突破を許さなかったRソシエダードはその後、決定機を次々と生み出していく。しかし、25分に久保のパスからスチッチが放ったシュートはポスト直撃。続く36分、ベッカーがゴール正面から打ったシュートはクロスバーに阻まれた。さらに39分に波状攻撃を仕掛けるが、スチッチ、久保のシュートはともにDFにブロックされた。

Rソシエダードは前半、ボール支配率で下回りながらも、Rマドリード(6本)よりも多い8本のシュートを打ったが決めきれず、0-0でハーフタイムを迎えた。

両チームとも交代なく後半をスタート。Rソシエダードは前半同様、開始直後から積極的に攻めていき、1分にサディクの鮮やかなパスを受けたスチッチがペナルティーエリア内でシュートを打つが、またもやポストを直撃した。

前半に攻撃陣がうまく機能しなかったRマドリードは13分、セルヒオ・ゴメスのハンドで獲得したPKをビニシウスが冷静に左下隅に決め、苦しみながらも先制点を手に入れた。

Rソシエダードはその直後、反撃を目指して前線2枚を交代。攻撃陣をリフレッシュして、久保、オスカルソン、バレネチェアの3トップでゴールを狙っていった。しかしRマドリードは30分、今度はビニシウスがファウルを受けて獲得したPKをエムバペが決め、2点差にした。

Rソシエダードはいくつも決定機がありながらも最後までゴールを決められずに0-2で敗れ、ホーム3連敗。5試合1勝1分け3敗の勝ち点4で暫定16位と順位を落としている。

一方、Rマドリードは試合内容が良くなかったものの、PK2発でアウェー初勝利を達成。5試合3勝2分けの勝ち点11で、2位の座をキープした。

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