高校サッカーの全国大会「NEW BALANCE CHAMPIONSHIP 2024 U-16」(静岡・時之栖スポーツセンター)が14日、開幕する。
7月の中央予選を勝ち抜き初出場を決めた上越は、1次リーグ(L)Bブロックで市船橋(千葉)、大阪桐蔭、鹿児島と対戦。同予選チームMVPのDF小沢暁樹(1年)は、1次L上位2校が進む決勝トーナメント進出へ「全員で攻守でアグレッシブに戦い、勝ち上がる」と力を込めた。
メキメキと力を伸ばす新鋭校。16年の創部からチームを率いる元Jリーガーの藤川祐司監督(37)は「この時期に全国との物差しを知れることは大きい。選手にはひるまずにぶつかってほしい」と期待する。
部員は1年生だけで50人を超え、技術、チーム戦術を高め合う。DFリーダーの牧野隆太(1年)は「出場校で最少失点チームになる」と気合十分。攻撃陣も同じくで、サイドアタッカーのMF山崎生直(1年)は「どんどんドリブルを仕掛けたい」、得点源のMF関根暖太(1年)も「1試合1得点以上を取って勝ち上がりに貢献したい」と意気込んだ。
◆NEW BALANCE CHAMPIONSHIP 2024 U-16
今回が7回目の開催で14~16日の3日間、静岡・時之栖スポーツセンターで32校(16歳以下)が頂点を目指し戦う。新潟からは上越のほか、招待枠で出場の帝京長岡が1次リーグEブロックで横浜創英(神奈川)、滝川二(兵庫)、高川学園(山口)と対戦。出場校は8ブロックに分かれ、各上位2校が決勝トーナメントに進む。