【磐田】金子翔太、残留かけリーグ終盤での奮起誓う「悔しい気持ち」「もう一段階ギア上げたい」

リーグ終盤の戦いに向けて奮起を誓った磐田金子（右）（撮影・神谷亮磨）

J1ジュビロ磐田のMF金子翔太（29）が、残留をかけたリーグ終盤での奮起を誓った。

中断明けとなる14日はアウェーで柏と対する。チームは現在、J2自動降格圏の18位で、次戦は勝ち点5差で追う相手との直接対決。勝利だけが求められる一戦だ。

今季ここまで13試合の出場で1得点とくすぶっている金子は、「残り10試合でどうパフォーマンスを発揮できるかだと思う」と口元を引き締めた。今月6日にはMF古川陽介（21）の欧州移籍が決定。流れを変える切り札的存在の流出は痛手だが、他選手にとっては出場機会が増えるチャンスとなる。自身もその1人だけに「陽介のことは今は忘れて、このメンバーでやるしかない」と力を込めた。

リーグ中断期間にはオフ返上で高地トレーニングに励むなど、コンディションの向上、維持に努めた。生き残りをかけた戦いに向け、「悔しい気持ちもある。もう一段階ギアを上げて戦いたい」と闘志をみなぎらせた。