代表戦で左足首を捻挫したレアル・ソシエダードのスペイン代表FWオヤルサバル（27）について、当初予想されたよりも深刻ではないとクラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコが10日に報じた。
オヤルサバルは5日にアウェーで行われた欧州ネーションズリーグ初戦のセルビア戦で途中出場したが、終了間際にペナルティーエリア内で相手DFとボールを争った際に左足首を負傷した。その後、スペイン代表で実施されたMRI検査で、左足首の重度の捻挫と診断された。全治4～6週間の恐れがあると報じられ、8日のスイス戦を欠場せざるを得なくなった。
しかし同紙によると、オヤルサバルがクラブに戻って精密検査を受けた結果、靭帯（じんたい）や骨に異常はなく、当初の予定よりも早く戦列復帰できるとのこと。順調に回復した場合、公式戦6試合（レアル・マドリード、マジョルカ、バリャドリード、ニース、バレンシア、アンデルレヒト）を欠場し、来月の国際Aマッチ期間前、すなわち10月最初の週末に行われるアトレチコ・マドリードに出場できると伝えている。
オヤルサバルは今季ここまでスペインリーグ3試合に出場し、得点、アシストともに記録なし。前節ヘタフェ戦は出場停止だった。
（高橋智行通信員）
