米国、カナダ、メキシコで共催されるサッカーの2026年FIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選は5日に始まる。日本はC組の初戦で中国(5日、埼玉)と対戦。2次予選を6戦全勝の無失点で突破し、FW上田綺世(26=フェイエノールト)が出場4試合でチーム最多6得点を挙げた。エースFWとして最終予選でもゴール量産が期待される。
アジア2次予選ではカタールのFWアルモエズ・アリと韓国のFW孫興民(ソン・フンミン)が最多タイの7得点。6得点の上田は単独3位につけている。所属のフェイエノールトで定位置をつかめずにいるが、昨年6月から国際Aマッチ12戦12発のエースにかかる期待は大きい。
次いで中国のFW武磊(ウー・レイ)が5得点。中国はFWフェルナンジーニョらブラジルからの国籍変更選手が脅威となり得るが、32歳になった武磊のスピードを生かした速攻も日本としては注意が必要だ。
6節を終えた南米予選ではウルグアイのFWヌニェスが6試合の出場で最多5ゴール、アフリカ予選ではFWサラーが4試合で最多タイの5ゴール。プレミアリーグのリバプールで活躍する2人がそろって各大陸予選の得点ランキングでトップに立っている。欧州予選は来年3月にスタートする。
◆26年W杯北中米大会予選の得点ランキング(9月4日現在)
▽アジア
7点 アルモエズ・アリ(カタール)
7点 ソン・フンミン(韓国)
6点 上田綺世(日本)
5点 ウー・レイ(中国)
5点 タマリ(ヨルダン)
5点 タレミ(イラン)
▽アフリカ
5点 サラー(エジプト)
5点 トレゼゲ(エジプト)
▽南米
5点 ヌニェス(ウルグアイ)