フットサル日本代表の指揮官に就任した高橋健介監督（42）が28日、都内のJFAハウスで就任会見を行った。9月のキルギス遠征で同キルギス代表と2試合を行い、高橋新体制の初陣を迎える。また、若手育成として9月3日から千葉でU－18フットサル日本代表候補を行い、高橋新監督が育成年代の指揮を執る。
フットサル日本代表は4月にワールドカップ（W杯）予選を兼ねるフットサルアジア杯で1次リーグで敗退。W杯を逃した。高橋監督は「光栄な役割を任せて頂き感謝いたします。ただ、正直、複雑な心境で。コーチとしてW杯出場を責任は非常に大きい。この結果を自分自身受け止めて、自分に矢印を向け、もう1度、フットサルが世界の舞台で活躍できる姿をお届けできるように全力で取り組んでいきたい」と決意を語った。
28年のワールドカップ（W杯）へ向け、まずは26年のアジア杯で3位以内に入り「ポッド1」を取り戻すことが目標となる。今後は、苦手としている西アジア、中央アジアの国と積極的にマッチメークをしていき強化を図っていく。
高橋新監督は全カテゴリーの共通理念「誇り、責任、覚悟、礼節、団結」を掲げ「ポッドが落ちているので、26年のアジア杯でベスト3に入ってポット1を取り戻す。ポッド1を取り戻せれば、アジアの中で日本代表は優勝を目指すべきチーム。28年のW杯アジア最終予選、W杯につなげていきたい」と話した。
