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久保建英、決勝点も物議醸すゴールパフォ 祝福振り切り両耳に手 監督「本人に聞いてほしい」


久保建英(2024年5月29日撮影)

<スペインリーグ:エスパニョール0-1Rソシエダード>◇第2節◇24日◇ステージ・フロント・スタジアム

【バルセロナ=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードのMF久保建英(23)が、アウェーのエスパニョール戦で0-0の後半21分から途中出場し、同35分に個人技で今季初ゴールを奪った。チームは1-0で勝って今季初白星を挙げた。

久保は今季2試合目にして初のベンチスタート。そのポジションにパリ五輪優勝メンバーの主力で新加入のセルヒオ・ゴメスが入った。

久保は後半開始直後にアップ開始。22分にブライス・メンデスとの交代でピッチに入り、定位置の4-3-3でプレーした。

いつも通り右サイドで張るも、最初はパスが出てこない。しかし35分、右サイドで2人と対峙した後、オリバンを鮮やかな股抜きで突破してペナルティーエリア内に侵入し、ゴール左上隅にスーパーゴールを叩き込んだ。

今季初得点後、ベンチスタートに対するフラストレーションからか、味方の祝福を振り切った。そして両耳に手をかざし、後ろを向いてユニフォームの上部を掴み、スタンドに向かって自分の名前と背番号14をアピールした。

2月18日のマジョルカ戦以来となるゴールを記録してチームを勝利に導いた久保は試合後、ピッチでアグアドとユニフォーム交換し、ロッカールームに下がっていった。

アルグアシル監督は試合後の会見で、久保がベンチスタートになった理由についてこう説明した。

「開幕節のラヨ・バリェカノ戦で打撲を負った後に今日の試合を迎えていた。タケはあの時、交代を求めようとしていたし、今日の決定は戦術的なものだった。私はできる限りベストのイレブンを選ばなければならず、今日はミケル(オヤルサバル)を伴い、セルヒオ(ゴメス)とベッカーがサイドに入るべきだと理解した。選手全員にいつも言っていることだが、私にとってはベンチの選手もスタメンの選手もどちらも重要だ。今日は再びそのことが証明された。タケがうまく試合に入ってくれたおかげで、我々に決勝点をもたらせてくれた」

そして物議を醸すゴールパフォーマンスについて「多くの選手がゴールを祝うのは普通のことだ。彼は自分の名前とユニフォームをカメラに見せていた。私はそう理解しているが、そのことは本人に聞いてほしい。おそらく特別な人を祝うか、特別な人にゴールを捧げたかったんだと思う」と語った。

決勝点を挙げた久保だが、試合後はミックスゾーンを無言で通り抜け、この日の行動について説明することはなかった。

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