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不起訴となった伊東純也、フランスでも報じられる 準強制性交致傷の疑いで書類送検も嫌疑不十分


伊東純也(2024年8月3日撮影)

サッカーのフランス1部リーグ、スタッド・ランス所属で日本代表としてFIFAワールドカップ(W杯)にも出場したMF伊東純也の不起訴を、フランス紙が報じている。

女性2人に同意なく性行為をしたなどとして刑事告訴された問題で、大阪地検は9日に準強制性交致傷の疑いで書類送検されていた伊東を嫌疑不十分で不起訴処分とした。

これを受け、10日付のフランス紙レキップは、次のように報じた。

同紙は「日本代表選手は昨年、大阪近郊のホテルで2人の女性に性的暴行を加えたとして告訴されていた。31歳のFWは、容疑を否定し、女性側を(虚偽告訴容疑で)告訴していた。2023年末、伊東はアジア杯に出場していた日本代表から外され、W杯予選にも、出場していなかった」とまずは、状況を説明した。

同様に9日、スタッド・ランスの地元紙リュニオン(電子版)もまた、伊東の不起訴を報じた。

同紙は「伊東の弁護士は、金曜日(9日)、日本の検察の決定を喜び『これで代表復帰を妨げるものは何もなくなった』と述べた。。告発者2人の代理人弁護士は、不起訴処分について『極めて不公平だ』と述べた」などと伝えた。

さらに、リュニオン紙は「ジュンヤ・イトウは、2022年からランスでプレーをしており、議論の余地のないスタメンである。フランスリーグ・アンは、来週開幕し、昨シーズン9位で終わったS・ランスは、8月17日の初戦でリールをホームに迎える」と伊東が不動の存在であると、あらためて書いた。

(松本愛香通信員)

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