【サッカー】激闘！五輪決勝史上最多の両チーム合計８得点 スペインは２人が２発など記録的優勝

フランス対スペイン　4点目を決めるスペインのセルヒオ・カメロ（ロイター）

＜パリオリンピック（五輪）：サッカー・フランス3－5スペイン＞◇9日（日本時間10日）◇男子決勝◇パルク・デ・プランス競技場

スペインが開催国フランスを延長戦の末に5－3で破り、1992年バルセロナ大会以来、32年ぶり2度目の優勝を飾った。

オリンピック（五輪）の男子決勝で両チーム合計8得点は最多記録。1912年ストックホルム大会決勝の英国－デンマーク戦（4－2）の合計6点を上回った。両チームとも3ゴール以上の打ち合いも初めてとなった。

スペインはMFフェルミン・ロペス（21＝バルセロナ）と途中出場のFWセルヒオ・カメリョ（23＝ラヨ・バリェカノ）の2人が各2ゴール。五輪の決勝でハットトリックは過去にいないが、2得点はメキシコのFWペラルタが2012年ロンドン大会の決勝ブラジル戦で記録して以来3大会ぶり9、10人目。1チーム2人が複数得点は初めてとなった。スペインでは優勝した1992年バルセロナ大会の決勝ポーランド戦でMFキコがマークしたのに次いで、今回のロペスとカメリョが2、3人目。