【五輪代表】藤田譲瑠チマ主将が涙「決勝戦まで、優勝まで見せたかった」スペインに敗れる

日本対スペイン　準々決勝敗退の日本はサポーターにあいさつ（AP)

＜パリオリンピック（五輪）：サッカー・日本0－3スペイン＞◇2日（日本時間3日）◇男子準々決勝◇リヨン競技場

日本が準々決勝で、スペイン代表に0－3で敗れ、8強で敗退した。

相手MFフェミン・ロペス（21＝バルセロナ）にスーパーゴール2発を浴び、後半41分には、右コーナーキックから相手のオーバーエージのFWアベル・ルイス（24＝ジローナ）にダメ押し点を奪われた。

メダルの夢はかなわなかった。主将のMF藤田譲瑠チマ（22＝シントトロイデン）は涙をこらえきれなかった。「優勝を目指してやってきて。スペインも強かった。自分としてはもっとできないといけなかった。情けないですけど、みんなでここまで戦えて良かった」と声を絞り出した。「みんながチームのことを愛してチームのために戦える集団だった。決勝戦まで優勝まで見せたかったが、まだまだもっと強くなる必要がある」とし「こういう強いチームに負けないように、個人として強くなる必要がある。自分としても上のリーグ、上のレベルでサッカーして強くなりたい」とA代表へ切り替えていた。