starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【なでしこ】シンデレラガール浜野まいか五輪初得点「お母さんに金メダルかけたい」過密日程も歓迎


日本のナイジェリア戦メンバー(ロイター)

<パリオリンピック(五輪):サッカー・日本3-1ナイジェリア>◇31日◇女子1次リーグC組◇ボジョワール競技場

【ナント(フランス)=佐藤成】パリ五輪サッカー女子日本代表なでしこジャパンが1次リーグ第3戦でナイジェリアに3-1で勝利し、2大会連続の8強入りを決めた。スペインがブラジルに勝ち、日本は勝ち点6のC組2位で通過となった。8月3日の準々決勝では、B組首位の米国と対戦する。

シンデレラガールが五輪初得点を奪った。2試合連続スタメンのMF浜野まいか(20=チェルシー)が貴重な先制点を決め、チームの勝利に貢献した。

前半22分、左サイドからFW植木理子(25=ウェストハム)がゴール前まで進入すると、パスを受けて冷静にネットを揺らした。「理子さんはシュートするかなと思ったんですけど、信じて走ったら出してくれて。決められて良かったです。夢の舞台でゴールできるのは本当にうれしいです」と初々しく喜んだ。

天然キャラの新星は、絶好調で大会を迎えた。大会前最後の海外遠征となった6月のニュージーランド戦で代表初ゴールを含む2得点を奪うと、7月の壮行試合ガーナ戦では1得点1アシスト。今大会で一気にブレークする準備は整っていた。しかし初戦のスペイン戦、第2戦のブラジル戦では得点に絡むことができず「固くなってしまった」と反省。自分の良さであるゴールに向かうプレーを心がけて、好パフォーマンスにつなげた。

同年代の活躍も刺激となった。初戦でMF藤野あおば(20=日テレ東京ヴェルディベレーザ)がスペイン相手に直接FKをたたき込み、第2戦ではMF谷川萌々子(19=ローゼンゴード)が2得点に絡む活躍をみせた。「自分も決めないとな、とは思っていました」とエネルギーに変えて見事に結果を残した。

大会前に「目指すところは金メダル。そのためにニューヒロインにならないといけないなら、なる」と宣言していた。過密日程だが、「中2日で試合が来るのは自分的には、疲労もありますけどやっぱりうれしい気持ち。小学校の頃は1日に何試合もしていたので」とサラリ。負ければ終わりのノックアウトステージに向けて調子を上げてきた。「お母さんに金メダルをかけたい」という目標に向けて、一直線に突き進む。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.