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【なでしこ】池田太監督「切り替えが大事」1-2敗戦に「失点を重ねるということだけは避けたかった」


日本対スペイン 指示を出す池田監督(左)とスペインのトメ監督(撮影・垰建太)

<パリオリンピック(五輪):サッカー・スペイン2-1日本>◇25日◇女子1次リーグC組◇ボジョワール競技場

【ナント(フランス)25日(日本時間26日)=佐藤成】女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング7位)が昨年のワールドカップ(W杯)女王のスペイン(同1位)に1-2で敗れ、黒星スタートとなった。

大事な初戦に敗れた池田太監督(53)は切り替えの重要性を強調した。

4バックシステムで入った前半にMF藤野あおば(20=日テレ東京ヴェルディベレーザ)の得点で幸先よく先制するも、徐々に相手のコンビネーションで崩される場面が増え、同点に追いつかれた。一方的にボールを握られ、ゲームを支配された。後半には3バックにシステム変更し、時には最終ラインに5枚並べた。その意図について「2列目からの飛び出しとか、(DF)4枚の間を通されることもあったので、守備時には5枚にして、少しその間の間隔を狭めるという、それによって中盤に少しプレッシャーかからないから、相手に動かされるリスクはありましたけども、5枚にした狙いはありました」と説明した。

大崩れしてもおかしくない状況で、最後に体を張って2失点にとどめ、得失点差はマイナス1におさえた。1次リーグ3位までが決勝トーナメントに進出できる可能性があり「チームがバラバラになって、やみくもに追って、どんどん剥がされて、失点を重ねるということだけは避けたかった」と思いを明かし、規律を守って最後まで戦い抜いた選手たちを評価した。

1年前は4-0で粉砕した相手に、効果的なカウンターを仕掛けられず完敗だった。「切り替えの速さですとか、ボールの動かし方ですとか、インサイドハーフの人の飛び出しですとか、そういった意味ではスペインはスペインだった」と相手が一枚上手だった。

落ち込む暇はない。中2日でブラジル戦を迎える。「まずはもう立て直しというかコンディションを整えること。そしてすぐにブラジル戦に向けてフォーカスして、そこの準備を進めるの。そのサイクルになると思うので、切り替えが大事です」と自身に言い聞かせるように語った。

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