<パリオリンピック(五輪):サッカー・スペイン2-1日本>◇25日◇女子1次リーグC組◇ナント・ボジョワール競技場
女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング7位)が昨年のワールドカップ(W杯)女王のスペイン(同1位)に1-2で逆転負けし、黒星スタートとなった。
日本は前半13分にMF藤野あおば(20=日テレ東京ヴェルディベレーザ)のFK弾で先制したが、前半22分にスペインMFボンマティにゴールを許し同点に。ボールを保持し攻め込んでくる相手に、後半開始から5バックで臨んだが、同29分に細かいパス回しから勝ち越し弾を浴びた。
ボール保持率はスペインが69%、日本が31%。シュート数もスペインの12本に対し、日本は4本だった。主将のDF熊谷紗希(33=ローマ)は「何としても勝ち点1がほしかったが、耐えきれず、結果勝ち点を落としたことは残念だった」と振り返った。
試合後の熊谷のコメントは以下の通り。
-1-2の結果に
「何としても勝ち点1、ほしかったところだが、耐えきれず、結果、勝ち点を落としたことは残念。中2日で次の試合が始まる。落ち込んでいる暇はない。次に向けて準備をしていく」。
-後半の改善点は
「相手のインサイドハーフに対して、出ていくことができなかった。自分たちの形を変えて、出やすくしたところがありました」。
-次に向けて
「悔やんでいる暇がないので、次に向けて何としても勝ち点を取りに行く。予選突破に向けて自分たちが出来ることをすべてやるだけ」。