【データ】サッカー男子五輪代表、１次Ｌ突破率80・６％！ 重要な初戦５発大勝スタートで

日本対パラグアイ　後半、自身2点目でチーム5点目となるゴールを決め喜ぶ藤尾（撮影・垰建太）

＜パリオリンピック（五輪）サッカー男子：日本5－0パラグアイ＞◇24日（日本時間25日）◇1次リーグD組◇第1戦◇ボルドー競技場

パリ五輪のサッカー男子が各地で先行開幕し、1968年メキシコ大会以来56年ぶりのメダル獲得を目指す日本は、南米予選1位のパラグアイに5－0で快勝し、白星発進した。

五輪が現行の大会方式（勝利の勝ち点が2→3）になった1996年アトランタ五輪以降、白星スタートは過去に述べ36チーム。そのうち決勝トーナメントに進出したのは29チームあり、白星発進の1次リーグ突破率は80・6％となる。

日本も2000年シドニー（8強）、12年ロンドン（4位）、21年東京（4位）の3大会は初戦の白星で勢いに乗った。初戦に勝って1次リーグを通過できなかったのは、ブラジルを破る「マイアミの奇跡」を起こしながら敗退した1996年大会だけ。

黒星スタートから巻き返しての決勝トーナメント進出は過去6例で、その突破率は16・7％。引き分けスタートの場合は40チーム中21チームで52・5％。初戦黒星から挽回して決勝戦の舞台に立ったチームはなく、銅メダル獲得も96年のブラジルだけとなっている。