セレッソ大阪は、20日のアルビレックス新潟戦（午後7時開始、ヨドコウ）を「クラブ設立30周年マッチ」と銘打ち、華々しく実施する。
前身がヤンマーのC大阪は、93年12月にクラブを発足させた。今季が30周年イヤーに位置付け、リーグ初優勝を目標に掲げる。
新潟戦の試合前には森島寛晃社長（52）を筆頭に、蔵田茂樹さん（52）、西沢明訓さん（48）、西谷正也さん（45）、大久保嘉人さん（42）、江添建次郎さん（41）ら、クラブの歴史を築いたそうそうたるOBがイベントマッチに出場。
30周年アンバサダーに就任しているGENERATIONS from EXILE TRIBE片寄涼太（29）や、タレントのローランド（31）らもハーフタイムイベントなどに参加。元JリーグチェアマンでC大阪初代社長の鬼武健二氏（84）は、キックインセレモニーに登場する。
小菊昭雄監督（49）は19日、新潟戦に向けてオンライン取材に応じ「改めて、そういったOBの方々、たずさわってくださったみなさんに感謝する日だと思う。その気持ちを我々はピッチで表現し、勝利や結果で示す。そういう思いを全員で共有してビッグマッチに臨みたい」と意気込んだ。
直近9戦は無敗（4勝5分け）で6位につけるC大阪だが、首位FC町田ゼルビアとは勝ち点12差。
残り15試合の正念場にさしかかり、指揮官は「私たち次第でしっかりと取り返せる数字。まだ15試合あるので、自分たちが1つ1つ、勝ち点3を目指していく」と、反骨精神は失っていない。
