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フランス代表への人種差別的な歌でアルゼンチン代表が非難の的 メッシにも謝罪要求の声


ベンフィカからチェルシーに移籍したエンソ・フェルナンデス(2022年12月13日撮影)

南米選手権を連覇したアルゼンチンが、人種差別騒動に巻き込まれた。その非難が集中したのは、MFエンソ・フェルナンデス(23=チェルシー)だ。

英紙デーリー・メールは17日(日本時間)「エンソの人種差別的な行為にチェルシーファンの怒りが爆発した」と、SNSでのファンの反応を掲載した。「エンソをチェルシーから追い出せ」「契約解除すべき」「エンソはチェルシーでプレーする資格なし」など、厳しいコメントを並べた。さらに「エンソは愚かな行動で、ファンの信頼を完全になくした。FIFAとチェルシーが、エンソをどう処分するか注目だ」と締めた。

“事件”は、南米選手権優勝直後の起きた。アルゼンチンは15日、同決勝でコロンビアを1-0で破り、連覇した。宿舎に帰る途中のバスで、フランス代表に対して人種差別的な歌を歌い出し、エンソ・フェルナンデスが、それを自身のSNSで生配信した。歌の内容は「彼はフランス代表だが、みんなアンゴラ出身。ママはナイジェリア、パパはカメルーン人」のようなもの。

その行動にチェルシー仲間も怒った。フランス代表DFウェスリ・フォファナ(23)は、自分のSNSでその歌を歌うエンソ・フェルナンデスの映像をアップし「2024年にも人種差別は何の制裁も受けない」と書いた。

英BBCは同日「チェルシーが独自の調査に入った。クラブの深刻な状況を認識している」と報じた。フランスサッカー協会(FFF)は「人種差別で攻撃的な行動に抗議する。法的な処置を執る予定」と発表した。

騒動は、映像には映っていないアルゼンチン代表FWメッシにまでおよんだ。AP通信は「アルゼンチン政府関係者は主将のメッシ、タピア・アルゼンチン・サッカー連盟会長が誤るべきと話した」と報じた。

結局エンソ・フェルナンデスは、SNSで謝罪。「心を込めてごめんなさい。言い訳のできない愚かな行動だ。歌にはとても屈辱的な表現が入っていた」と頭を下げた。

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