<パリ五輪サッカー男子(U-23)国際親善試合:フランス1-1日本>◇17日(日本時間18日)◇トゥーロン
【トゥーロン(フランス)=佐藤成】パリ五輪(オリンピック)サッカー男子の日本代表がフランスと開幕前最後の強化試合で対戦し、トレーニングパートナーとして同行している28年ロサンゼルス五輪世代、U-19日本代表のMF佐藤龍之介(17=FC東京)が起用された。
1-1の後半43分、MF三戸舜介に代わって出場すると、年上たちに遠慮することなくボールを要求するなど積極性を見せた。
昨夏のU-17ワールドカップ(W杯)では10番を背負い、東京とプロ契約を結んでトップ昇格。今年4月のFC町田ゼルビア戦でJ1デビューを飾っていた高校3年生だ。
16年リオデジャネイロ五輪の前、最後の強化試合となったブラジル戦では、同じくトレーニングパートナーだったDF冨安健洋、FW小川航基が出場。21年東京五輪前のスペイン戦では今回の主力MF山本理仁がベンチ入りしていた。
日本からのSNSでも「出るんかい」「UnderAge枠で佐藤龍之介を本大会にも使えませんかね」などの投稿で盛り上がっていた。
試合は、シュート1本で開催国と引き分けに持ち込んだ。日本は1週間後の24日(日本時間25日)に、パリ五輪の1次リーグ初戦パラグアイ戦(ボルドー)を迎える。