セレッソ大阪の元韓国代表GKキム・ジンヒョン（37）が、20日のアルビレックス新潟戦（ヨドコウ）でJ1通算400試合出場を達成する。歴代32人目。外国籍選手のJ1通算最多出場記録も更新し続け、ついに大台に到達する。
J2とJ3も合わせれば、現在513試合出場（J1＝399、J2＝113、J3＝1試合）。
レジェンドとなった守護神は、かねて「僕自身はもっともっと（現役生活を）やりたい。記録を考えるより、目の前の試合をしっかり考えたい」と、数字は気にしていない。
今季は開幕から、ここまで全23試合にフル出場中。前節14日の川崎フロンターレ戦もビッグセーブを連発し、チームはリーグ戦9試合連続無敗（4勝5分け）で6位につけている。
上位進出の懸かった新潟戦は「クラブ設立30周年マッチ」と銘打たれ、試合前には元日本代表FW大久保嘉人さん（42）らOBのイベント試合があり、30周年アンバサダーに就任しているGENERATIONS from EXILE TRIBE片寄涼太（29）の来場も決定している。
◆J1通算最多出場 歴代1位はMF遠藤保仁（最終所属は磐田）の672試合、2位はGK楢崎正剛（同名古屋）の631試合、3位はGK西川周作（現浦和）の611試合になる。
◆キム・ジンヒョン 1987年7月6日、韓国生まれ。母国の東国大から当時J2のC大阪に09年入団。17年度のルヴァン杯と天皇杯2冠獲得に貢献。外国籍選手の同一クラブ最長在籍、J1最多出場記録を更新中。韓国代表として18年W杯ロシア大会メンバー入り。愛称「ジンさん」。192センチ、82キロ。
